ゴドルフィンのサンダースノー対日本のエピカリス

Mar 24, 2017 Kellie Reilly/BRISnet.com

translated by Kate Hunter

土曜日に行われるG2UAEダービー(G2,ダート、メイダン競馬場)に出走を予定しているエピカリス号。その最大のライバルと言われるのが、ゴドルフィンのサンダースノー号です。今年のUAE2000ギニーで、自身初となるダートを克服し完勝したことで、メイダン競馬場の馬場適性を示しました。UAEダービー勝ち馬には、米国のケンタッキーダービーの出走馬選定ポイントとなる100ポイントが付与され、ケンタッキーダービーへの優先出走権が与えられます。

過去7度、UAEダービーを制しているサンダースノー号を管理するサイード・ビン・スルール師は、

「1900mという距離は、この馬にとって初めてですが、サンダースノーは大変能力の高い馬です。距離延長を克服すれば大きなチャンスがあると思います。」とスルール調教師は話しています。

G1クリテイルムアンシテルナシオナル(芝1400m)を5馬身差で快勝したサンダースノー号は、アメリカ三冠競走への予備登録を行った1月の段階で、ダート未出走でした。2月にメイダン競馬場で行われたUAE2000ギニーに初ダートながら、馬身差圧勝。本番のUAEダービーで、再びクリストフ・スミヨン騎手を鞍上に迎えての出走です。 

また今年から、ヒヤシンスS(ダート、1600m)がケンタッキーダービー出走馬選定ポイントレース(Japan Road to the Kentucky Derby)に加わり、勝ち馬には、優勝ポイントとなる50ポイントが与えられ、ケンタッキーダービー出走に大きく近づくことが可能です。エピかりす号は、ヒヤシンスSで3連勝を果たしたことで、すでに米国ダービー出走権が与えられました。

22日(水)にメイダン競馬場のダートコースで追い切りを行ったエピカリス号を管理する萩原清調教師は、 

「馬は大変調子が良いと思いますので、非常に楽しみにしています。」とコメント。

手綱を取るクリストフ・ルメール騎手は、「馬の状態は大変良いですし、馬体も申し分ありません。メイダン競馬場でのレースは、エピカリス号にとって初めての経験ですので、馬場適性も含めて、この馬がどのような競馬をするのかとても楽しみにしています。

Photo credits

写真:サンダースノー (右側) ドバイレーシングクラブ

写真:エピカリス () 日本中央競馬会

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